ティモ・サルパネバ
Timo Sarpaneva
1926年 フィンランド ヘルシンキ生まれ 1948年 ヘルシンキ美術工芸大学グラフィックデザイン学科卒業
ティモ・サルパネヴァ(1926ー2006)は、フィンランドのデザイン業界において世界的な影響力を持っていた。彼はデザイナーであり、彫刻家であり、教育者でもあった。サルパネヴァの先駆的なガラス作品は、芸術と実用的デザインが融合されたものであり、他にもテキスタイルや木材、磁気や金属も扱った。彼の独特の工業デザインはフィンランドデザインの国際的評価を高め、世界中で展示された。彼はルニング・プライズを含む数々の賞を受賞し、ミラノ・トリエンナーレでは二度の受賞経験もある。1976年にはフィンランド政府より名誉教授の称号を授与された。