武田 優作展「移ろう形、残る形」
2026/11/9(月)〜2026/11/21(土)
11:30-18:30 Last day 17:00
Closed on Sunday
ギャラリー上田では、画家・武田 優作による個展「移ろう形、残る形」を開催いたします。
武田は、花や植物、陶器、硝子など身近な静物を見つめ、そのものが纏う空気や時間の痕跡を緻密な絵画として描いてきました。花や植物は次第に乾き、色を失いながら姿を変えていきます。一方、陶器や硝子も長い年月を経て受け継がれることで、固有の風合いを纏います。 武田が関心を寄せるのは、このように時間とともに姿を変えながら、それでもなお残るものです。制作の過程で対象と長く向き合い、目に見える形を一つひとつ画面へ定着させる。その行為を通して、対象に刻まれた時間を「絵」という別の形に残していきます。 大学院では古典絵画を研究し、テンペラと油彩を併用する混合技法などを学んだ武田。薄い絵具を幾重にも重ねながら構築する画面には静物の確かな存在感と、ほのかな光の温もりが生まれます。 本展では静物を中心とした新作約15点を展示します。
【展覧会の見どころ】
花や植物、陶器、硝子などをモチーフとした静物画約15点を展示します。時間とともに変化する植物と、長い年月を経ても残り続ける器。それぞれの対象に刻まれた時間を、武田は緻密な描写と古典絵画に基づく構築的な制作方法によって画面へ定着させます。 単なる写実ではなく 、対象が纏う空気や佇まい、光の温もりまでを描き出す武田の新作を通して、「移ろうこと」と「残ること」の間にある静かな時間をご覧いただけます。
Artists
武田 優作
Yusaku Takeda




